2009年6月8日月曜日

ダグ・ブコウスキー

映画「ヒルズ・ハブ・アイズ」に登場。

リン・カーターの夫。携帯電話の販売をしている。
家族に頭が上がらない平和主義者で、銃を持ちたがらない。
リンの両親エセルとボブの銀婚記念に
リンの妹ブレンダと弟ボビー、まだ赤ん坊の娘キャサリン、
ビューティーとビーストの飼い犬二匹を連れて旅行をしにきた。
しかし、人喰い一族「ジュピター一家」に襲われてしまい
ブレンダは暴行され、ビューティー、エセルとボブ、
愛する妻を殺され、娘も誘拐されてしまう。
家族の復讐、娘を取り戻すべく、相方を殺されたビーストと共に
ジュピター一家に挑む…

登場当初は舅や姑、奥さんにも頭が上がらない男ダグ。
優柔不断ひ弱メガネ、と三拍子が揃った
役に立たない夫の代表。
そんなんでも平和に暮らしていた家族。
しかぁぁぁし!畜生にも劣る人喰い奇形一家に
飼い犬を活け作りにされ、舅は人間バーベキュー、
義妹はレイプ、姑はドテッ腹に穴、
愛する妻は脳みそを巻き散られされ
娘は拉致られてしまう。
ただのヘタレだったら、ここで役に立たなさを豪快に振る舞い、
人間失格のレッテルを貼られるところだろう。
しかぁぁぁし、しかし!!!!!
こいつはそんじょそこらのヤツとは違った!
相方殺されて殺人犬に変貌した飼い犬を連れ、
バット片手に鬼畜どものアジトへ殴りこみをかける!
血にまみれ、埃にまみれ、指を切られて尚、外道どもを地獄へ葬る!
ダメガネから一気にへと変貌する様は
最高にイカしており、近年稀に見ない漢である。
(けど本作品の真の主役は犬であり、最強なのも犬である)

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