2009年2月26日木曜日

巨大アリ(やつら)

映画「放射能X」に登場。

核実験場の放射能の影響により巨大化したアリ。
ニューメキシコ州の砂漠地帯に広大な巣を持ち蟻酸とアゴを凶器に、人々を襲う。
事件はある民家から始まった。幼い少女が放心状態で発見され、
彼女の家と思われる民家では彼女の父親が殺害されていた。
当初ニューメキシコ州当局は猟奇殺人事件と考えたが、
現場から大量の蟻酸が検出され、事件の真相は謎に包まれる。
緊急対策チームが組まれ、現場に残された足跡を追う一行。
彼らが発見したのは放射能により突然変異した恐ろしく巨大なアリだった。
調査の結果、ヤツらの巣を発見。毒ガスで殲滅を図るが、女王アリは巣立ってしまう。
何としてでも女王アリの繁殖を妨げるべく懸命な捜査の結果、
ロサンゼルスに向ったことがわかる。一見どこにも潜んでいないように思えたが、
なんと地下に潜伏していた。最期は人間たちの近代兵器の力に敗れ、
一匹残らず根絶やしとなった。
 
筆者、白黒映画が好きである。ノスタルジーな気分に浸ったつもりになれる、
昔独特の美術などに心惹かれているのかもしれない。
話は戻って、この巨大アリ。蟻酸で惨殺するという残虐、凶暴極まりないのだが
(そういうシーンは観客のご想像に任せるようになっている)
その目が異常に可愛いので、なんか許せちゃう(許せるか)のである。

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