2009年1月20日火曜日

クレア・スタンフィールド

小説、アニメ「バッカーノ!」に登場。
 
別名「葡萄酒(ヴィーノ)」もしくは「線路の影をなぞるもの(レイルトレーサー)」。
また「フェリックス・ウォーケン」の名前を持つ殺し屋。
本人は「俺が世界の中心である」という考えを持っており、
そのため自分が殺されることはありえないと確信している。
その戦闘能力の高さゆえに、何人もの人物がトラウマを抱えている。
幼少時はNYに住んでおり、マルティージョの幹部フィーロと
ガンドール三兄弟とは幼なじみである。彼らとは現在でも親友として
交友を深めており、ガンドールファミリーから殺しの依頼を受けることもある。
NYを去ってからはサーカス団に所属し人間離れした技術を
次々に成功させ、団の花形として活躍する。
天才と言える才能だが、本人はこれは努力を重ねた結果だと考えており、
「才能」の一言で片付けられることに強い嫌悪を抱いている。
サーカス団が解散後、培った運動神経を活かして殺し屋に転向。
大量に血が残る酷い殺し方をするため、裏社会では恐怖とともに
「葡萄酒」の名が広く知られている。
殺し屋業の傍ら、大陸横断鉄道の車掌もしていた。
これは殺し屋という仕事の都合上、移動に便利だったからである。
しかしクレア自身は車掌の仕事も気に入っており、
フライング・プッシーフット号の事件の際も列車を
荒らした黒服や白服の集団に激しい憤りを感じ、
レイルトレーサーとして粛清を開始した。
この事件の最中に、後に妻となるシャーネと出会い、結婚を申し込むが
事後処理で自分を「死んだ」ことにしてしまったため、
将来結婚できるようにと「フェリックス・ウォーケン」の名前を買い取って
戸籍を手に入れた。後にシャーネと婚約。
2002年の時点では曾孫がいる。不死者ではないが
90歳を過ぎてもまだまだ元気である様子。
 
複数の名を持って生きる人物。っといえば昔からロマンあり。
スパイ小説から犯罪小説、怪奇小説まで古今東西津々浦々
悪役から端役、主役まで数多くの人物が存在しており
彼もまたそんなロマンが詰まった人物である。

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