麻薬課の刑事ジーノの幼馴染だったマフィア。
ジーノの同僚で友人のボビーを惨殺し、復讐を誓ったジーノに追われる。
重度の麻薬中毒であり、気に入らない者は躊躇なく殺すなど、
無意味な殺人を繰り返し、マフィア仲間からも厄介者扱いされていた。
個人的にウィリアム・フォーサイスは悪人面してるので好きだ。
彼が演じたリッチーは麻薬中毒により凶暴化したマフィアであり
あまりに突拍子のない殺しを繰り返すので、異常性が高い。
例えば車がぶつかりそうになれば、ぶつかりそうになった相手を
その場で射殺。仲間ですら彼の犯行にはついてけず、
組織の面汚しなのでセガール扮するジーノ刑事に後始末を
まかせるなど、その恐ろしさは「仁義の墓場」のヤクザ並である。
だがセガール映画に出てしまったのは、出る映画を間違えたというしかない。
もう少し脚本を何とかすれば米製「仁義の墓場」になったかも知れないが
相手があのスティーヴン・セガールだったのが運の尽き。
セガール映画史上もっとも酷い殺され方をした悪人になってしまった。
0 件のコメント:
コメントを投稿