2008年11月23日日曜日

首なし騎士

映画「スリーピー・ホロウ」に登場。
 
本名不明。アメリカにやってきたドイツ人の傭兵。
アメリカ独立戦争時に暗躍し、敵を噛み殺すために歯を尖らせ
愛馬デアデビルを駆り、長剣と斧で次々と敵兵士を血祭りに上げた。
その残忍且つ圧倒的な強さは敵味方関係なく震え上がらせ、
戦争あるところにはかならずその姿を現したという。
だが悪名高い騎士にも年貢の納め時がくる。
デアデビルを狙撃され、一人で戦うも遂には息の根を止められ
その死体は「死人の木」の下に埋められたという。
しかし、騎士は死して尚殺戮を止めなかった。
殺戮に飢えた騎士は復讐と殺戮欲を満たすために
夜な夜な愛馬デアデビルとともに死から甦る。
彼の死体が埋められた付近にある村スリーピーホロウでは
首を斬られる連続殺人が多発。
ニューヨークから派遣されたイカボッド捜査官は科学的捜査を行い、
村人たちが信じる「騎士が蘇った」という迷信を論破しようとする。
だが現実に騎士は蘇り、殺戮を行っていた。
騎士が特定の人物を狙っているとわかったイカボッドは彼の墓を掘り返すと
死体は何者かによって奪われていた。このことから何者かが奪った首を利用して
騎士を使役し、事件を起こしているとイカボッドは推理した。
調べを進めるうちに村の大地主バルタスが村の長たるヴァン・ギャレット家の
遺産を狙っていたことを知るが、その彼もカトリーナの前で殺された。
カトリーナは気絶するが、床には魔術の“呪いの眼"が書かれ
イカボッドは彼女が犯人だと思った。
だが真犯人はバルタスの後妻ヴァン・タッセル夫人だった。
かつて村民に村を追われた魔女の娘である彼女は、首なし騎士を利用して
復讐の機会をうかがっていたのだ。真相を突き止めたイカボッドは
カトリーナを救出し、夫人の持っていた首を騎士に返すと
騎士は夫人を連れて、地獄へ帰っていくのだった…
 
その首切り劇中、実に18回!!!!首切りに定評がある騎士!!!!
演じたクリストファー・ウォーケン氏の面はもはや目で人が殺せるモノであり
文句なく名演技であり、大量殺戮スプラッター絵巻である本編よりも
そっちが気になってしまった。

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