2008年11月17日月曜日

ジャック・トランス

小説、映画「シャイニング」に登場。
 
作家であり、ウェンディの夫、ダニーの父。
アル中らしく、昔ダニーが原稿を駄目にした時殴りつけたらしい。
それがダニーをシャイニングに目覚めさせる原因となる。
仕事のインスピレーションを得るためにコロラド州ロッキー山上にある
オーバールック・ホテル」を冬季の間管理することになったが、
実はこのホテルは以前の管理人であるチャールズ・グレイディが
孤独に心を蝕まれたあげく家族を斧で惨殺した後
自殺したいわく付きの物件だった。
それを気にも留めず妻のウェンディ、息子のダニーとともに
ホテルでの生活を始めるが惨殺された双子の少女、
237号室の怪異、存在しないバーテンと客と業務員といった超常現象
(巨大すぎるホテルの威圧感による孤独が原因?)から精神を病んでいく。
管理してから1ヶ月後、ついに発狂したジャックは妻と息子に襲い掛かる。
ホテルの庭にある生け垣の迷路でダニーを追いつめるが、
ダニーの機転でジャックは迷路に迷い込み、そのまま凍死した。
その後ホテルの飾ってあった昔撮られた写真にはジャックの姿があった。
原作ではホテルができる前から存在していた邪悪な意思という
謎の存在に狂わされゲートボールの木槌を手に、妻と息子を襲う。
途中正気に戻ってダニーに自分を殺すよう嘆願するが、
またも狂気に駆られその時ダニーがホテルのボイラーの圧力を緩めていないこと、
今すぐ緩めないとボイラーが圧力に耐えられずホテルごと爆発することを
指摘されボイラーの圧力を緩めるにいくが時既に遅く、ホテルとともに爆死した。
 
とある統計によると映画「シャイニング」は最も安定した恐怖を与える映画らしい。
それは置いといて、ジャック・ニコルソン演じるジャックの笑顔は素晴らしいぐらい狂ってる
私は映画、小説、両方とも面白い作品だと思うが、悲しいかな。
両作品におけるファンは、映画の方が、小説の方が良いと
両方に理解ある人が少ない。

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