2008年11月18日火曜日

超遺伝子獣ギャオス(平成版)

映画「ガメラ 大怪獣空中決戦」に登場。 
 
超古代文明(アトランティス?)の遺伝子工学によって作り出されたとされる凶悪な生命体。
甲高い鳴き声は、可聴領域を超えて300万ヘルツ以上に達し
厚さ03センチの鉄板も切断する超音波メスとなる。
その染色体は完全無欠の一対で、様々な生物の遺伝子情報が入っており
そのため単為生殖ができ、メス単独で有精卵を産むことができる。
卵から産まれた当初は体長数メートルだが、仲間をも捕食して急激に成長する。
環境に対する適応能力も高く、夜行性で光を嫌うが自己進化によって
これを克服することが可能である。目の色は幼体の時は白だが、
成体になると真っ赤になり、そこから更に亜成体は目に遮光板のような物が出来て
太陽光のある昼間でも活動を可能にする。
姫神島の洞窟で卵より孵化し、嵐の夜に姫神島の小さな集落を全滅させた。
その後自衛隊により福岡ドームにて"捕獲作戦”が行なわれるが、
三頭のうち1頭は天井が閉じる前に逃亡し、直後に上陸したガメラに
石油パイプに叩き落とされ死亡。
その後、捕獲に成功した2頭も、超音波メスでケージを切断し逃亡した。
その内1頭は木曾山中に出現した所をガメラのプラズマ火球によって葬られた。
最後の1頭は東京へ出現。身長85メートルにも成長し、
へし折られた東京タワーに営巣。しかし巣は再び現れたガメラによって焼却され
激戦の末、ガメラのプラズマ火球によって燃え尽きる。
 
災いの影超古代文明の遺物として知られるが
何故生み出されたのか全く不明の怪獣、それが平成版ギャオス。
一説によれば人口削減のためという超過激な発想かららしい。
にしても平成になってもガメラの前に現れるギャオスは
ガメラの真のライバルといえるだろう。

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