2008年10月26日日曜日

深海怪獣ジグラ

映画「ガメラ対深海怪獣ジグラ」に登場。
 
天体ナンバー105系宇宙の第4惑星ジグラ星から来た海中に住む知的生命体。
ジグラ星の海を汚染してしまったので、地球の海に移り住もうとたくらむ。
陸上生物を喰らい、武器は単眼から放射する細胞組織を停止させるオレンジ光線(仮死光線)。
宇宙船に乗って地球に現れ、世界各地に大地震を引き起こさせ壊滅に追い込んで行った。
ガメラに宇宙船を破壊されてしまい、地球とジグラ星とは気圧が違うため巨大化した。
最期はガメラに鉄琴代わりにされガメラマーチを弾かされたあと、火炎放射で焼き殺された。
 
「ガメラ」シリーズのなかで最も哀れな怪獣(宇宙人?)。
自分自身を美しいとのたまい、彼にとって家畜に過ぎない人間
美しい海を汚すのを良しとせず、相手が無抵抗になるまで地震を起こし、
地球を征服しようとする。ここまでは良い。確固たる信念を持つ正しい悪役だ。
しかし、このあとが酷い。居眠りこいてる間に人質の人間に逃げられ
ガメラによって自身の美しい体を使ってガメラマーチを弾かされる。
そしてシリーズ中、どうてっこともないインパクト皆無な焼死
屈辱!屈辱の極み、その果ての死!せめて無残な死に方をすれば
彼の面目は少しは立ったであろうがそれさえも許されぬ無様な死。
悪は栄えたことはないが、その散り際はあんまりだ。合掌。

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