2008年10月25日土曜日

処刑軍団ザップ

映画「処刑軍団ザップ」に登場。

6~8人で構成されていた「サタンの息子たち」を自称する
ヒッピー集団は森の中でニワトリからしたたり落ちる血を代る代る
飲むという野蛮そのものの行動をする連中であった。
彼らはわずか人口40人の町“バレーヒル”に訪れ、恐ろしい儀式を始める。
それを覗いてしまった町娘を全員でレイプし、孫娘がレイプされて
仕返しに来た祖父は麻薬を過剰摂取させ、リンチして返り討ちにした。
それを一部始終見ていた町娘の弟は、姉と祖父の仇を取るべく
近くにいた狂犬病に罹っている野犬の血を採取し、その血をヒッピーたちが
食べるパイに混ぜてヒッピー達に食べさせた。
するとヒッピー達は狂犬病になり、狂って、水を恐れるようになり、
人肉を食べたくなり、口から泡を出しながら人を殺す狂人となってしまった。
仲間同士で殺し合いが始まり、これを鎮めようとする工事現場の人夫たちは
ヒッピーたちに噛まれると、また同じ狂人へと変貌してしまう。
そして、彼らはそれぞれに武器をもち町をさまよい人々を襲い出す。
その後警官たちの到着により、狂人たち全員は銃殺された。
(名前は仮称です

当時マンソン・ファミリーが起こした事件もあって、今作は生まれた。
ヒッピーや狂犬病患者に対しての配慮など微塵もない作品だが
下らない故に面白い!彼らの暴れっぷりは「暴獣のいけにえ」のソレであり
もはや頭がクルッパーだからこんな暴れるぜ!とばかりな本作。
病んだアメリカだからこそ、こんな素晴らしい映画ができたんだぜ!

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