2011年7月18日月曜日

頭脳級(ブレインきゅう)

ゲーム「マブラヴ」シリーズに登場。

オリジナルハイヴ以外のハイヴの大広間に存在する
巨大なBETA。通称「反応炉(Reactor)」。
全長、全幅、全高すべて不明だが、
かなりの巨体であることが確認されている。
最近になって発見されたため、学術名も決まっていない。
またBETAでは珍しく、自力で移動することのない種の一つ。
根の生えた蓮の花の上に、亀裂の入った卵状の物体が乗っているような、
どことなく植物を思わせる外観を持つ。
卵状の部分から常に青い光りが迸っており、
一種のエネルギー生成器官だと思われる。
BETAのエネルギー生成、捕獲した炭素系生命の生命維持活動、
上位存在との通信などを行う。 BETAにとっての現場指揮官
(あるいはコンピュータ兼通信機)のようなものであり、
自己のハイヴに属するBETAが収集した情報を上位存在に報告し、
上位存在からの命令を自己のハイヴに属する
BETAに伝達する役割を担っている。
エネルギー供給の際は、自力で動くことが出来ないため、
他のBETAが頭脳級の根のような部分に
体を密着させることにより供給していると思われる。
エネルギー供給及び通信機能を保持していることからわかるように
このBETAがいなければ他のBETAは生きることが出来ず、
また他のハイヴから完全に孤立することから、
様々な意味でハイヴの中枢であり、
頭脳級を破壊されたハイヴは事実上「死ぬ」。
そのためハイヴ攻略時は最優先目標となっている。
逆に言うと頭脳級が生きている限り、
そのハイヴはBETAから「生きている」と看做される。
以前から存在自体は知られていたものの、
当初は通信機としての機能は知られておらず、
またBETAの一種であるとも認識されていなかった。
反応炉という俗称も単なるエネルギー源としか
みなされていなかったが故である。後にそれらのことが判明し、
「頭脳級BETA」として再認識されることになる。
なお頭脳級BETAが破壊されたハイヴに所属する他BETAは
最も手近なハイヴへとエネルギーの供給を求めて
大移動することがわかっている。

BETAの中で、枢軸の一つである頭脳級。
常に各ハイヴの最奥にて鎮座しており、
不気味な青い光を放ちながら、身動き一つしない
奇妙な物体である。劇中においても、
ただの物体としてか認識されていなかったがために、
そのまま放置&再利用。ハイヴに服を着せるように基地を建造、
後にそこは横浜基地となった。
そんなところへ死に物狂いのBETAがやってきたから、
さぁ大変。あらゆる手を尽くしてエネルギーを得ようとするために
普段は取らない、高度な戦術を駆使するため
人類がまともに相手に出来ることはなく、
危うく基地全滅の憂き目に合う羽目になりかけた。
自分で動かずに人類に脅威与える、珍しい存在。

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