2010年9月15日水曜日

ブラッド・サッカー(Bloodsucker)

ゲーム「S.T.A.L.K.E.R.」シリーズに登場。

放射能に汚染された地帯「ZONE」に出没する奇怪な生物。
マーシュ、フォレスト、エルダーと三種類おり、
突然変異した経年、および生息区域から分類される。
この獣の存在はZONE内で噂話として語られており、
目撃者が少ないのは、その俄かには信じがたい異常な能力と
遭遇して生き延びた者が少ないが故である。
その姿は人型で、背は高いが曲がっており、
口のあるべき場所に触手がある生物だという。
鉤爪で引き裂こうと急激に襲い掛かり、
その名に由来して触手を犠牲者の喉に絡みつかせ、
犠牲者の血(blood)を無くなるまで吸う(sucker)のだという。
触手は下顎だったものが変化したもので
軟体動物の持つ歯舌のようなものになっており、
これにより犠牲者の喉にガッシリ絡みつくのである。
また移動速度がとても速いため、襲われたら逃走は困難である。
しかし、最も恐るべき特徴は不可視になる能力である。
襲い掛かるときのみ姿を現し、叫び声と息遣い、
光る眼のみが、その存在を確認できる手段である。
その姿から想像するに元々は人間だったと思われる。
湿地や地下通路に潜むとされるが、
その不可視の能力があるため明確な出没地域は不明。
稀に襲った獲物を連れ去るのを目撃され、
見えない何かに連れ去らわれる犠牲者の姿はとても不気味である。

放射能と怪現象やら奇形動物がいっぱいな「S.T.A.L.K.E.R.」シリーズ。
こんなタコ顔だがその実プレデターのごとく奇襲する
大変恐ろしい存在であり、プレイヤーからは畏怖され
その恐怖から愛称としてさっちゃんと呼ぶ。
とにかくいきなり目の前に現れるため心臓に悪く、
また二体以上現れるとほぼ勝てない相手であり、
全くもって性質の悪くて面白い怪物である。

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