2009年5月24日日曜日

バーン

漫画「ダイの大冒険」に登場。

魔界最強の実力者にして齢数千年の魔族。
人間が脆弱であるという理由から、魔族と竜族を
地底にある魔界へと閉じ込め、地上の人間だけに平穏を与えた神々を憎む。
外見は老人だが、その身に膨大すぎる程の魔力を持つ。
その力は最下級火炎呪文のメラであってもポップのメラゾーマをも凌ぐ破壊力を見せる。
また、その膨大な魔法力のために魔法力の増幅をする必要がなく、
即座に呪文を放てるため、これにより2つの技を同時に出すこともできる。
「魔界の神」の異名を持ち、その規格外の力から
聖母竜マザードラゴンからも神を超える力を持つと言われる。
勇者アバンに倒された魔王ハドラーを復活させ
新たなる魔王軍を結成、地上界に対する侵略を行わせていた。
だがバーンの真の野望は地上を消滅させ、彼が「素晴らしい力」と称する
太陽の下へ魔界を浮上させることであった。
そのために禁呪法を扱う者でさえ恐れるという黒の核晶を平気で扱う。
額にある第3の瞳「鬼眼」により、膨大な魔力を有する。
3つの心臓を持ち、1つが潰されたくらいでは死なないが、
左の心臓が潰れていれば左手を再生することが出来なくなるなど、
身体の機能に大きな障害が出る。
数千年前に永遠に近い生命を得るために、
魔力と叡智を残した肉体をベースに、若さと力を持った肉体の2つに分離し、
皆既日食が来る度に「凍れる時間の秘法」をかけ続け、
全盛期の肉体を封印し続け、それを側近のミストバーンに管理させていた。
しかしダイとの最終決戦時、老人の姿では勝てないと悟り、
封印していた全盛時の肉体と合体し真・大魔王バーンとして復活する。
さらに追い詰められると、「鬼眼」の力を全解放し鬼眼王バーンとなる。
しかし、変身前に胸に刺されたダイの剣をそのままにしていたことが災いし、
そこを始点としてダイに真っ二つに切り裂かれて
石化・爆散するという壮絶な最期を迎える。
本体の上半身のみが石化した状態で残り、太陽を背に宇宙空間に消えていった。

…その時余は、真に魔界の神となる。
かつての神々が犯した愚行を余が償うのだッ!!

……明日の…あの太陽は魔界を照らすために昇る…!

力ほど純粋でシンプルで美しい法律は無い。
生物はすべからく弱肉強食、魔族も竜も皆そうだ。
人間だけが気取った理屈をつけてそこに目をそむける。


…今のはメラゾーマではない…メラだ…

知らなかったのか?大魔王からは逃げられない。

もはや語るべき言葉もない大魔王様。
その悪のカリスマ性に非のうちどころは無く
筆者も語るべき言葉も無い。

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