2009年3月31日火曜日

ザ・ヴィジター

映画「怪奇異星物体」に登場。
 
郊外の町シェラ・ビスタに引っ越してきた心理療法士のスティルマンは、
余所者を嫌う町の人々からの冷たい視線の中、配属された学校に向かう。
彼女は学校でいじめを受けているベンという少年と知り会う。
スティルマンはベンとの関係を築こうとするが、少年の父親で
医師のマイケルからかまうなと言われてしまう。あとで、実はマイケルは
その少年の本当の父親ではなく、母親を亡くした少年を
引き取ったものだということを知るスティルマン。
ベンは、亡くなった母親から、自分は宇宙人との間にできた
子供だと聞かされていた。そして、医師マイケルが外出した夜、
ベンは家でTV映画を観ていた。そして宇宙人の父親が
迎えにきた気配を感じ、家を飛び出す。その日、町で次々と殺人事件が発生する。
夜闇に乗じて現われた謎の怪物が犯人だった。怪物は度々ベンの前に現われ、
なんらかの目的を持って殺戮を繰り返す。実はベンの母親が死んだ原因は
怪物に殺された人々だったのだ。ベンは一種の超能力者であり、
自分がさっき見たTV映画の宇宙人(怪物)を無意識に創り出し、
そして知らぬ間に復讐を行っていたのだ。遂には義父のマイケルを殺し、
怪物はベンの前に現われる。母や自分の過去を全て思い出したベンは、
自分の力で怪物を消し去るのであった…
(名前はフィギュアから)
 
イドの怪物ふたたび!映画「怪奇異星物体」。
ついでにいうと邦題に偽りあり。宇宙人が来訪するのではありません。
少年の想像の産物が来訪するのであります。何気に結構凶悪で、
顔面の皮剥がしたりするあたり、えげつねぇ。
怪物の正体は実にあっけないものだったが、ラストを思う限りこの映画、
ハッピーエンドとはいえないだろう。だって無意識とはいえ
結局犯人はベンなのだから、な~んも解決してないやんけ

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