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2009年3月19日木曜日

スネーク・プリスキン

映画「ニューヨーク1997」「エスケープ・フロム・L.A.」に登場。
 
本名はS.D.プリスキン、またはボブ・プリスキン。
"スネーク"はあだ名である。本名の「プリスキン」で呼ばれると
「スネークと呼べ」とうそぶき、逆にあだ名の「スネーク」で呼ばれると
「俺の名はプリスキンだ」と答える、あまのじゃくな一面がある。
世紀末の荒廃した世界で、理不尽な政府や無法者達を
相手に孤軍奮闘する、伝説的なアウトロー。
ぼさぼさの長髪に無精ヒゲ、アイパッチで覆った左目がトレードマーク。
喫煙者で革ジャンを好んで着用し、常に「面倒くさい」「かったるい」を
絵に描いたような無骨な表情を浮かべている。
ワイルドで男臭いその風貌は政府側の人間に「時代錯誤」「20世紀的」と揶揄されている。
犯罪者になる前の経歴はほとんど不明だが、元はアメリカ合衆国の
特殊部隊中尉で、軍人であるらしい。名誉負傷賞2回、最年少で
大統領から叙勲された英雄と言う、輝かしい軍歴を持つ。
その後彼がいかにして犯罪者の道を歩むことになったのか語られてはいないが、
政府の人間に対する態度や言動から察するに、任務中に政府の裏切りに
あったからではないかと推測される。その名は無法者達の間では
一種の伝説となっているが、名前が一人歩きしている所もある。
顔を見るだけで「アンタ、スネークだろ?」と畏敬の念をもって
迎えられる程有名であるが、「もっと背が高いと思っていた」などと
言われることもある。元軍人であるだけに戦闘には長けているが、
超人的な力を持つスーパーヒーローではなく、ドジを踏んでピンチに陥ることも度々。
しかし絶対に諦めない不屈の精神と強運(悪運と言うべきか)の持ち主であり、
何度も「死んだ」と言う噂を立てられるが、その都度しぶとく生き延びて来た。
勝つためには手段を選ばず、二重三重のトリックで相手を欺くのが得意。
性格はややひねくれており、一匹狼ゆえに基本的に他人を信用しない。
これは、過去に何度も仲間から裏切られていることに起因していると思われる。
特に政府の人間に対しては、強い嫌悪を抱いているようで、
自分の命がかかっているため、不本意な任務を引き受けるが、
実際の所彼にとって真の敵とは、自分と同じ無法者達ではなく、
偽善の塊のような国家権力であることが暗示されている。
ある時は、大統領の録音テープをすり替えて国際会議をぶち壊し、
またある時は、政府が開発した機密兵器を起動させて、
全世界のエネルギー技術を無力化させると言う、
とんでもない行動を取っているが、これは権力のために人の命を弄ぶ政府への、
皮肉とも言える手痛いしっぺ返しであった。現在、彼の行方は誰も知らない。
 
スネーク!」「俺はプリスキンだ
言わずもがな、我らがヒーロー、スネーク・プリスキン!
彼が現れる時は毎度、国一つがひっくり返る置き土産をしてくれるあたり、
某有名ゲームにも影響を与え、アウトローたちにとって、
いや全世界の漢にとって生ける伝説である!
頑なにタバコを吸い続け、皮肉屋だったり、サーフィンしたり、
ハンググライダー乗ったり、もう色々な意味で最高!

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