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2009年3月19日木曜日

マンナーヤ(ブレイド)

映画「ハチェット無頼」に登場。
 
斧を武器とする賞金稼ぎ。バート・クレイヴンという賞金首を捕らえ
報酬を手に入れようと寂れた鉱山町サットンビルを訪れた。
この町は権力者マッゴーワンにより禁欲を強制されており、
酒も飲めない、女も抱けない、まともな宿すら経営していない。
マンナーヤが酒場に入ったとき、たまたまいた悪徳鉱山監督ボレルに
賭けで勝利し、ボレルから金を巻き上げたことがボレルの恨みを買うこととなる。
報酬以上に稼いだことで、バートのことを大目に見て解放するマンナーヤ。
その後、マッゴーワンに仕事をもらいに行くが、欲しかったら実力でという条件で
ボレルとその部下相手に大立ち回りを演じ、彼らに勝利する。
彼の執念は異様であり、そしてマッゴーワンに対してどこか非難的でもあり、
マッゴーワンに何か特別な感情を抱いているようだった。
ここで雇い主の前で恥をかかされたことで、またもボレルの恨みを買うこととなる。
ある日、馬を走らせているとボレルの配下により殺されそうになるが、
旅のダンサーの一座に助けられる。ダンサーの一人であるアンジェラは
彼を手厚く介抱し、お互い心惹かれていく。マンナーヤは一座に匿われながら
サットンビルに戻った。しかし、一座が劇を始めるとマッゴーワンが現われ、
劇を中止させ、ダンサーたちを鞭打ちにしようとする。
マンナーヤは得意の銃捌きで、瞬く間に一座を救い出す。
その後、マッゴーワンを脅し、一座を町で自由に劇をやるようにしてやる。
寂れた鉱山町が一気に賑わう中、マッゴーワンの娘デボラが乗った駅馬車に
ボレルが仲間を率いて襲撃していた。ボレルはマッゴワンの娘を誘拐し、金を要求する。
マッゴーワンが娘を取り返すようマンナーヤに依頼する。
冷徹にマッゴーワンを押しのけるマンナーヤ。
何故、そんなに辛くあたるのかとマッゴーワンが疑問すると、
マンナーヤは自分の過去を語った。かつてサットンビルは森であり、
マンナーヤの父は木を切ること生きがいとし、樵として家族と共に暮らしていた。
だが、その辺一体の権利を手に入れたマッゴーワンにより
森を奪われてしまい、たまたま倒れた木の下敷きになって死んだ。
父の生きがいを奪った男マッゴーワンに復讐するために、彼はこの町を訪れたのだ。
齢をとって非力になったマッゴーワンは、復讐するなら今だぞと言うが
マンナーヤは「生きて苦しめ」と彼をはねつける。
依頼料として町で賭博、酒、女を許すこと、さらにダンサー一座に店を開かせることを条件に
約束の金を持って、デボラを取り返しにいくマンナーヤ。だが、誘拐は狂言だった。
娘はボレルの女だったのだ。彼は娘の裏切りにより囚われ、リンチに遭う。
約束の金は石に取り替えておいたが、相思相愛の仲だったアンジェラをダシにされ、
敢え無く金の在り処を教えてしまい、アンジェラは殺され、マンナーヤは両眼を潰される。
野ざらしにされ、最早これまでというときに、賞金首バートに助けられる。
洞窟に匿われた彼は復讐に燃え、洞窟の石を研いで石斧を作りはじめる。
一方サットンビルでは、マッゴーワンから鉱山の権利を奪ったボレルにより荒廃を極めた。
目が全治し、ほとんど目が見えるようになったが、バートには内密しておいた。
そしてバートは一人、どこかへと姿を消す。やはりバートは裏切り、ボレルの配下を引き連れてきた。
しかし、マンナーヤの斧により次々と倒され、裏切り者バートも倒れる。
その後、ゴーストタウンとなったサットンビルに向かうマンナーヤ。
遂にアンジェラの仇ボレルと対決し、これを打ち破った。
マンナーヤは一人、町を去った…
 
最近ウェスタンにハマった筆者ですが、この「ハチェット無頼」は本当に面白い。
なんといったって原題(主人公の名前でもある)の「mannaja」はの意味であり、
この斧の使い方が良い。最初の霧の中から斧を投げつけ、
賞金首の手を切断するシーンにもう痺れまくりである。
ついでに斧を武器とすると書いたが、どっかのナイフ使いと違い、銃も使うよ。

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