2009年1月13日火曜日

メガトロン

アニメ「ビーストウォーズ」シリーズに登場。
 
デストロン軍のリーダーである破壊大帝を自称し、初代メガトロンの末裔と思われる。
ただしデストロン全軍を統べているわけではなく、デストロンのどの政治組織にも属さない異分子。
休戦状態だったデストロン本部で反乱を起こし、サイバトロンから
ゴールデンディスクを盗み出すと共に、仲間を連れ惑星エネルゴアに不時着。
デストロンの復権、全宇宙の支配を企む。戦闘能力は計り知れないが
最大の武器は敵のみならず味方に対しても心を許さない冷徹さ。
真の目的は時間転移で過去に戻り、地球で休眠状態の初代コンボイを破壊することだった。
(ゴールデンディスクには初代メガトロンからのコンボイ暗殺メッセージがあった)
結局コンボイに敗れ、セイバートロン星に護送されるはずだったが
時空間移動中に逃亡し、コンボイ(ビースト)らよりも先にセイバートロンに到着し、
機械化ウィルスの散布により、星を制圧した。
ヴィーコンを名乗り、自由意志を剥奪することでの機械生命による宇宙統一を企む。
初代メガトロンの野望を、最も過激な形で実現しようとしたのである。
最終決戦でコンボイ(ビースト)との一騎打ちをし、激闘の末、二人とも消滅した。
 
冷酷であり異分子。初代メガトロンの遺言に従い、他人の予定調和意見はどうでもよし。
そんな己の道を突き進む彼は実に素晴らしい。
そしてそんなハードな人生を歩んじゃう彼が出てくる「ビーストウォーズ」。
何故日本の低年齢層にそんな「ビーストウォーズ」はウケたのか?
それは今までの「トランスフォーマー」シリーズのようなクソ真面目すぎる展開よりも
小気味よいギャグが多く入っていたからで、豪華声優陣によるアドリブがその多くを担い、
千葉繁 氏による功績ゆえである。以下かなり数が多いので一部抜粋した名言(アドリブ集とも言う)。「俺様こそが、破壊大帝メガトロンだ!」「ナビ子ちゃ〜ん
さ〜、帰ってピアノのお稽古だ」「俺のエビチャーハン、どこぉぉぉ!!!!
シュ〜ワちゃん!」「コンボイ、最後ぐらい何か面白いこと言えぃ。本当は言いたくてたまらないんだろう?

0 件のコメント: