2010年5月17日月曜日

オクトマン

映画「吸盤男オクトマン」に登場。

メキシコの奥地で放射能汚染の影響によってタコが
ヒューマノイドに変異した姿。
汚染調査に来た科学者スタッフが現地の漁師から
「人間のような目を持つタコ」を渡され、研究所で調査した結果
人間と同じような細胞を持っていることが発覚。
その間、現地では夜中に「謎の生物」による事件が発生。
調査隊は汚染調査から、その謎の生物の捕獲を決断。
遂に姿を現したタコ型ヒューマノイド・オクトマン。
オクトマンは化学者の恋人に恋をし、女性を誘拐しようとする。
なんとかオクトマンを罠に掛け、捕獲に成功した。
しかし網で捕縛したのが駄目だったのか、雨が降って
その水分を吸収すると、洞窟に逃げ込んでしまう。
その後、追い詰めた調査隊だったが、オクトマンにより洞窟を崩され
逆に閉じ込められてしまう。ようやく洞窟から抜け出し
調査トレーラーに戻ると、待ち伏せていたオクトマンに襲われ
調査隊全員をノックダウンしてしまう。
科学者の恋人をまたも誘拐し、 海に通じる川へと逃げ出そうとする。
しかし立ち直った調査隊に囲まれ、立ち往生したところを、
誘拐され、気絶したフリをして抱きかかえられていた女性により
至近距離から腹部を銃撃され、致命傷を負う。
致命傷と愛する女性に撃たれた失意からオクトマン
最後の力をふりしぼって川へとその身を投げ、
水面には断末魔を示す赤い血がひろがるのであった…

リック・ベイカーのデザインによる
古典的ストーリー展開(?)の映画「吸盤男オクトマン」。
内容はまんま「大アマゾンの半魚人」なわけだが
とにかくショボい。主に肝心なタコ男くんが。
見て解るようにTV特撮の怪人並のデザインで
(シンプル・イズ・ザ・ベストともいえるが)
タコなのに泳ぐシーンが一切なく、軒並み酷いといえる。
しかしこのタコ男くん、可愛らしくもピーピー喋り、
声を聴いてると可愛らしい顔のように見え、
しかも悲恋的主人公あって、その境遇が本当に
可哀想に見えてくるんだから不思議。
ちなみにリック・ベイカーがこのタコ男の出来を
悪いかどうか、どう思っているかは知らないが、
その後努力で一流になれたんだから凄い。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

2012/10/17・「吸盤男オクトマン」のDVDが発売になります。amazon等でも予約受付中です。

腐肉喰らい さんのコメント...

>匿名さん
なんということでしょう・・・!

似たような映画である「金星怪人ゾンター」や
「吸血怪獣ヒルゴンの猛襲」がDVD化されているのに
本作がDVD化されてないことは意外ではありますね
けどこれよく企画が通ったと思いますよほんと。