2008年11月11日火曜日

ノロイ

アニメ「ガンバの大冒険」に登場。
 
雪のように輝く白い毛並みと、巨大な体が特徴のイタチ。
ゲームのようにネズミを殺す残忍な性格で、
催眠術を使う妖魔のような存在。純白にこだわりを持ち、
ネズミたちを“薄汚い”と言い放ち、白い花を汚した手下を殺すなど
偏執的なところもある。イオウの臭いが苦手。
事あるごとに策を練って、ネズミたちを殺そうとする。
 
まだまだ殺すな、いつでも殺せる。ゆっくり殺せ。楽しく殺そう。薄汚いネズミどもを
ようこそ、薄汚いネズミどもよ・・・、ようこそ。私がノロイだ。ようこそ・・・ようこそ・・・
私は君達を歓迎する・・・。ゆっくりと歓迎する・・・
お前達はこの世で一番美しい白い花を汚した。分かっているはずだな!白を汚したものがどうなるか!!
よせ!殺すな。仲間を売った奴など殺す価値もない。放っておいても、いずれ野垂れ死にする。
裏切り者には帰るところがないからな。カッカッカッカッカ

昔怖い怖いと思いながら見ていた「ガンバの大冒険」。
何が怖いって毎回毎回ノロイの姿がそれはもう、
体中の水分が抜けていくようなほど怖かった。
アニメのエンディングで流れる絵がそれはもう怖くて、
エンディングが流れる前にテレビを消していた記憶がある。
夕陽をバックに立つノロイ、ノロイの声、ノロイの顔のアップ、
エンディングでの姿、
どこをとっても恐怖の塊であり、
私と同じようにトラウマとまではいかないが
強い印象を受けた人はかなりいるはずだ。

3 件のコメント:

黒羊紳士 さんのコメント...

お早う御座います。

ノロイはイタチである事を除けば、
間違いなくNo,1の悪人だと思います。

もし彼が人間か何かだったら・・・。

腐肉喰らい さんのコメント...

ノロイの悪辣さは素晴らしい限りです。
もし人間ならとてもじゃないが倒せる人はいないと思う。
知、力ともに優れている彼だけは敵には回したくないものです。

匿名 さんのコメント...

ノロイが巨悪だからこそ、西村寿行の、「滅びの笛」を読んだときは、この小説世界になんでノロイ様いないんだと思いました。
ノロイ様なら、日本中のイタチを集結させ統率し、物語の舞台である甲府盆地で一大決戦をし、ネズミどもを殲滅し、人類の救世主になったであろう。
日本人は彼を、イタチ神ノロイ様と熱烈に信仰するのだった!