リッチモンド・ヴァレンタイン
映画「キングスマン」に登場。
大富豪にして、慈善活動家。
IT企業「ヴァレンタイン・コーポレーション」のCEOであり、
世界中に通信技術や独自の通信インフラを提供している。
莫大な富を持ちながら、それを誇示することはなく、
カジュアルな私服を着こなし、ファストフードを愛する。
人当たりも良く、有名人から各国の政治家に至るまで、
幅広いコネクションを持っている。またITエンジニアとしても優秀であり、
その頭脳と経営手腕で立身出世し、現在の地位を得た。
人口の過剰な増加や地球温暖化問題に関心を寄せており、
問題解決のために惜しみない出資を行っている。
暴力に対して極度の不快感を抱いており、血の一滴を見ただけで吐いてしまう。
世界中に自身が開発したSIMカードを無料配布し、無制限の通話と、
無料のインターネットを提供すると喧伝している。
実はある計画のために賛同者を募っており、著名人失踪事件の首謀者。
本性は過激なエコテロリストそのものであり、
自身の思想に共感できる著名人を誘拐・勧誘している。
計画の機密保持のため、著名人たちや私兵、労働者たちには
特殊なチップを首に埋め込み、遠隔で爆破できるようにしている。
いつまでも現状維持のまま続く環境破壊、それを無視する人類に愛想が尽き、
地球を救うために、人口を減らす世界規模の計画を企てた。
世界中に配ったSIMカードには、特殊な信号を発する仕掛けが施されており、
その信号は人間の中枢神経に作用し、極めて暴力的で凶暴な状態に変えてしまう。
これにより自身と一部の選ばれた者を除き、世界中の人々を殺戮者に変え、
人口を間引くのが計画だった。気候変動学者アーノルド教授を誘拐した際、
諜報機関キングスマン、そのエージェント「ランスロット」を部下ガゼルが殺害。
以降、キングスマンと対峙することとなる。
その後、アーノルド教授が尋問されたため、チップで爆死させたが、
チップの信号を解析され、自身の犯行と結びつかれてしまう。
しかし調査に乗り出したエージェント「ガラハッド」を誘き出し、
SIMカードの実験を兼ねて、一般人と戦わせて疲弊したところを殺害。
さらに事前にキングスマンのリーダー、「アーサー」をも懐柔しており、
計画は成功したかと思われたが、キングスマン候補生エグジー、
新たな「ランスロット」ロキシー、オペレーターのマーリンによって
衛星を破壊されたことで通信が遮断、計画は一時中断される。
すぐに予備の衛星で復旧させるが、自身の基地へと攻め込まれる。
ハッキングによって私兵や賛同者たちは、全員がチップを起動されて爆死。
エグジーとの激闘の末、ガゼルも倒され、自身も致命傷を負った。
自分の血を見て吐きながら、最期は「気の利いた台詞を言わないのか?」と挑発する。
皮肉にも、死ぬ寸前の「ガラハッド」に向けた言葉「そういう映画じゃない」を
エグジーにそのまま返される形になり、彼を称えながら息絶えた…
暴力嫌いなのに、暴力で解決する手段を選ぶエコテロリスト。
映画「キングスマン」に登場する、この悪党は暴力と流血は嫌いだが、
見なければ問題ないという、なかなかなダブスタ野郎。
彼の考えでは、自身の計画は「自分が人を殺す」のではなく、
「人同士が勝手に殺し合う」のだから、大した自己欺瞞である。

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