2011年2月9日水曜日

重光線級(じゅうレーザーきゅう)

ゲーム「マブラヴ」シリーズに登場。

光線(レーザー)属種に属するBETA種。
学術名「Magnus luxcius:Unioculus(巨大な光るもの:ひとつの目)」。
通称「Magnus lux(マグヌス・ルクス)」。
全長約15m、全幅約11m、全高約21m。
レーザー照射器官を持つことから、
光線級と同じBETAかと思われるが、
両者に照射器官以外の生物学的な共通点はない。
しかし光線級と合わせて、光線属種として区別されている。
光線級よりも大型で、歪な袋状の体をしており、
やはり光線級と同じように、肉体とちぐはぐな脚を持つ。
背部にある赤い棘状のものは放熱翼であり、
レーザーを放つときの熱を逃がしているものと見られる。
また鱗の生えた尻尾のようなものもある。
弱点である照射粘膜を狙うのが有効とされるも
照射粘膜には瞼のような保護膜があり、相当な強度がある。
光線級と違い照射粘膜は一つで、精度や威力が落ちたように見えるが
そこから放たれる高出力レーザーは大気による減衰が
全く期待出来ないほどの出力を誇り、
高度500m程度の低空で進入した飛行物体を
約100km手前で撃ち落してしまう程の精度があり、
光線級と同じように決して味方誤射はしない。
また戦艦の耐熱耐弾装甲も十数秒で蒸発させる威力がある。
動作は緩慢だが照射粘膜以外の防御力は
比較的高く、120㎜砲が有効。再照射まで約36秒かかる。
BETAは基本的に物量戦術を行うため、
重光線級も数多く量産されていると思われがちだが
意外にもその数は比較的少ないが、理由は不明。
エネルギーの消費効率が悪いためかもしれない。

可愛くて大きなお目目がパチクリし、
目からレーザーを放つ、重光線級。
もし光線属種がいなかったら人類は
意外とあっさりBETAに勝てたかもしれない、と夢想するぐらい
もはやチートとしか思えない、高性能レーザー放射器であり、
諸々の理由により、その数は少ない(割と)なため
ホッと胸を撫で下ろしたいところ。
しかし、もしもBETAがG元素を大量に入手することに
成功したら、人類滅亡の王手は必ずかかることだろう。

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