2010年9月16日木曜日

ブラインド・ドッグ(Blind Dog)

ゲーム「S.T.A.L.K.E.R.」シリーズに登場。

放射能に汚染された地帯「ZONE」に出没する野犬。
放射能の影響のため、体毛の一部が抜け、皮膚が爛れている部分がある。
ZONE内の動植物はさまざまな種が数世代にわたって
生まれては死に、世代が交代する度に前の世代よりも
よりZONEに影響された種が生まれるようになった。
そして犬は急速な変異により、本来の主要だった能力を犠牲にして、
その他補助的な能力の方を大幅に進歩させることとなり、
抜群の嗅覚と引き換えに、視力を喪失した。
皮肉なことに盲目の犬は普通の飼い犬と同じ、
またはそれ以上に長い寿命を得る結果となった。
以後ZONEでは普通の犬は急速に消え、新たにブラインド・ドッグが繁殖した。
かつての祖先と同じように、群れを成して獲物を追い
このため経験豊富で武装も十分な者でも、
ブラインド・ドッグの大群には注意が必要である。
しかし目が見えないため、よほど不用心に近づかない限り
襲われる危険性は少ない。またこれらの犬はZONEに蔓延る
異常現象や放射能、その他見えない危険を本能的に察知し、避けている。
同じ祖先を持つスードドッグとは友好的である。

盲目犬、ブラインド・ドッグ。
ZONE内ではよく見かける存在だが、
それ故に甘く見たら痛い目を見る。
大群で襲われたり、他の怪物と一緒に出くわした日には、
その惨状は想像するに難くない。
しかし基本目が見えないため、少し遠くから射撃すれば
ほとんど無抵抗のまま屠ることができる。
ちなみにZONE内で、わりとマトモな姿をしている数少ない生物。

0 件のコメント: