2009年6月29日月曜日

吸血原子蜘蛛(きゅうけつげんしぐも)

映画「吸血原子蜘蛛」に登場。

人間を襲う巨大な蜘蛛。
夜の山道でトラックを走らせる男、ジャック・フリン。
娘のために誕生日プレゼントを買って来た帰りだった。
そこに突如、目の前にロープのようなものが現れ、
トラックは横転してしまう。
その翌日、リバーフィールド高校に通う
ジャックの娘キャロルは帰って来ない父を心配して
ボーイフレンドのマイク・シンプソンに相談し、
マイクは友人のジョーから車を借りてジャックを探しにいくこととなった。
彼らは道路上に不思議なロープの状のものを、
さらにその近くには割れたフロントガラス、
そしてキャロルへのプレゼントであるブレスレットも見つけた。
崖下にはジャックのトラックが転がっていた。
二人はジャックを探している内に怪しげな洞窟を見つける。
「立ち入り禁止」という札が立っているのにも関わらず、
二人は洞窟のなかへ進んでいく。鍾乳洞の中で
ジャックの名を叫ぶ二人は何体もの骸骨を見つける。
恐怖のあまり恐慌状態になった二人は
うっかり巨大な網のようなものの上に落ちてしまう。
そこに現れたのは醜い巨大な蜘蛛だった。
命からがら蜘蛛の巣から抜け出て逃げ出す二人は
学校の教師キングマンに事情を話し、
キングマンとカーグル保安官、保安官助手、
害虫処理会社作業員を連れて洞窟へと向かう。
彼らが向かった先にはなんと中身をすっかり吸い取られて
ミイラ化したジャックの死体があった。泣き崩れるキャロル。
そして、再び姿を現した巨大蜘蛛。
キングマンは蜘蛛に向かってDDTを吹き付けるよう命令します。
DDTを洞窟中に充満させて、蜘蛛を倒すつもりなのだ。
暴れる蜘蛛に保安官の助手が殺されたものの、
彼らは首尾よく巨大蜘蛛を倒したのであった。
洞窟の入口を封鎖しようする保安官だが
巨大蜘蛛発生の原因を調べるというキングマンの意見により
キングマンの自腹を切って洞窟から蜘蛛の死体を運びだし、
専門機関の手にゆだねるまで、リバーフィールド高校の体育館で
保管することになった。ここでキャロルは
今は亡き父からのプレゼントのブレスレットを
無くしてしまったことに気がついた。
彼女は父の映画館でアルバイトしているマイクに電話を掛けて
一緒に探すのを頼みます。三度洞窟へ行くことになった二人。
その頃、マイクの友人ジョーは明日のダンスパーティに備えて、
体育館に保管されている巨大蜘蛛の側でバンドの練習を始めた。
練習だが大いに盛り上がり、ギャラリーが増えて
ダンス大会のような状態になった体育館。
そこへ突如巨大蜘蛛が復活し、逃げ出す学生たち。
巨大蜘蛛は体育館の壁を破壊して用務員を惨殺、
町へと躍り出てしまう。暴れる巨大蜘蛛、逃げ惑う町の住民たち。
パニックがパニックを呼び、交通機関は麻痺し、電話線が切断される。
勇敢な若い保安官がスクーターで助けを求めにいくが、
巨大蜘蛛に嬲り殺しにされる。
何を思ったか、巨大蜘蛛はキングマンの自宅を襲う。
家にいたのはキングマンの妻と赤ん坊で
妻は赤ん坊を抱えて、家の中を逃げ惑う。
そこにキングマンが妻子を救うべく、車で巨大蜘蛛に体当たりをした。
さらに巨大蜘蛛を町の外へ誘い出すことに成功する。
棲みかである洞窟に逃げ帰る巨大蜘蛛。
保安官たちはこの機を逃さず、洞窟の入口を爆破して、封鎖しようとする。
だが洞窟の中ではキャロルとマイクが迷っていた。
一方ジョーからマイクたちに車を貸したまま戻ってこないという
知らせを受けたマイクの父親は思い当たる節があり
キャロルの母親と車で洞窟に急行する。
むなしくも彼らの到着と同時に洞窟の入口は塞がってしまった。
この時、キャロルとマイクはやっと洞窟の出口を見つけたが
爆破されてしまい、瓦礫が二人を覆う。
キングマンは蜘蛛に止めを刺すべく、電柱から電線を引っ張ってくる。
その間に生き埋めとなったキャロルとマイクを助けようとする作業員たち。
キャロルとマイクは無事だったが、洞窟から出ることができなくなっていた。
だが竪穴から声が聞こえ、そちらへ向かうと救助隊の声だった。
そこへまたしても現れた巨大蜘蛛が、岩壁からスルスルと降りてきた。
ようやく洞窟に達したキングマンたちは、蜘蛛に引導を渡そうと迫る。
電線の二つの電極から放たれる電撃。ついに巨大蜘蛛は絶命した。
町の人々は忌まわしい洞窟を爆破し、事件は解決した。
(名前は私がつけた仮称です)

バート・I・ゴードン監督の映画「吸血原子蜘蛛」。
いや、何が凄いってホンマモンの蜘蛛使ってるところが。
本物の蜘蛛を合成して人間に襲い掛かる、この映画。
リアルさを比べたら、他の追従を許さんが、如何せん。
これと似たような話のストップモーション映画と
比べると見劣りしてしまう。
特に蜘蛛の大きさが時々変わるのは、酷い。
だが、リアルさに拘ったのは天晴れだ。

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