2009年6月27日土曜日

ゴート

映画「地球の静止する日」に登場。

地球を監視するために来訪した宇宙人クラートゥが
宇宙船と共に地球に連れてきたロボット。
クラートゥの従者であり、ボディーガード。
攻撃を加えられたと判断すると、
相手が完全に無力になるまで破壊し続ける。
地球の科学力では倒すことも、止めることもできず
「クラートゥ・バラダ・ニクトゥ」という言葉で
唯一行動を止めることができる。
ウォシントン上空に奇怪な船体が現われ、着陸すると
クラートゥという、奇妙な服をまとい英語を喋る男が現れた。
彼は他の遊星から飛来し、危害を加えるものでないと云ったが、
警備兵は彼に向かって発砲した。すると船体から
巨大なロボットのゴートが現われ、周囲の武器を
すべて破壊しようとした。だがクラートゥはロボットをとどめた。
彼は大統領秘書に、地球上の指導者たちが
他の天体の征服を企画する限り、他の遊星からの攻撃を
受けるから忠告したいと申し入れた。だが指導者たちは
彼と同席することを拒んだ。その後クラートゥは姿を消した。
実は彼は普通の服を着、仮名を使って宿屋に住み着いたのであった。
彼は美しい戦争未亡人ヘレンとその息子、
それに彼女の許婚トムと知り合った。
有名な科学者バーンハート教授、ただ1人がクラートゥの使命遂行を助けた。
クラートゥは使命の重大さを認識させるため、
翌日の正午に世界中の電気を止めてみせたが、彼の意図は誤解され、
クラートゥを逮捕せよと命令が出された。
トムはクラートゥの正体を知り、軍隊に通報した。
逮捕されるとき、クラートゥは致命傷を負った。
ヘレンは彼から托されたタブーの文句をゴートにきかせ、
ゴートによる市の破壊は免れた。ゴートはクラートゥをとりかえし、
彼は生き返った。地球の科学者会議が開かれ、
一同はクラートゥの警告を受け入れた。
クラートゥはヘレンらに送られて再び地球を去って行った。

まさに鉄人銀の巨人鉄巨人
クラートゥの忠実な従者であるゴート。
デザインはいたってシンプルだが、
地球人では対抗できないほどの武力を持ち
何よりそのデカさ、存在感は圧倒的だ。
ついでにいうと、小説版では映画とは違った
意外なドンデン返しがあったりする。

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