2009年4月17日金曜日

トライポッド

映画「宇宙戦争」(2005)に登場。

突如として地中から出現した三本足で動く機械。
宇宙人の戦闘機械であり、宇宙人が過去に地球を訪れた際に埋めたものらしい。
宇宙人の到来にと共に活動を開始、地球を侵略すべく都市を次々と襲った。
宇宙人たちがこれに搭乗するときは何らかの輸送機械により、宇宙空間を超え、雷と共に
トライポッドが埋められている地点に落下。地中深くまで進行し、トライポッドに
輸送機ごと乗り込む形であると思われる。
カメラやサーチライト、数本の運搬用のアームを搭載し、
主要武器は人間を一瞬のうちに灰にするレーザーを放射するアーム二本、
ミサイルを無力化する目に見えないエネルギーシールド(所謂バリア)を装備している。
宇宙人はほとんどの人間を皆殺しにするが、たまに運搬用アームを使って人間を捕獲、
トライポッドを操作しているコックピット脇の、籠のようなものに人間を捕囚する。
これは宇宙人たちが食事をするため、母性から持ってきたと思われる赤い植物を育てるために、
人間からその血を抜き取るためである。また赤い植物に人間の血を与えるときは
運搬用アームとは別の散布用アームを使って行う。

恐ろしあ宇宙人映画「宇宙戦争」。過去、スピルバーグ監督の作った映画で
有名な宇宙人映画といえば「E.T.」「未知との遭遇」。
両作品とも人間に友好的な宇宙人でしたが、この動く大虐殺機械の操作するものは違う。
レーザーで灰に、生き血を搾り取り、無惨な攻撃をしかける宇宙人。
スピルバーグ監督の「もう日和った宇宙人なんてイラネー。
今度は無慈悲で残虐な宇宙人を作るぞ!奇声上げるミイラ宇宙人を
求めた観客の驚愕の顔が目に浮かぶわい。ぐへへへへへへ!

という素晴らしい心情がこの映画にはあるに違いない(それはない)

2 件のコメント:

ヒヨケムシ さんのコメント...

このトライポッド、ネクロノミコンに出てくる、上古の種族なのでは…?
と、思うところです。
三本足で動き回るという特徴がよく似ています。恐らく、宇宙人ではなく、古代人なのではないでしょうか。。

腐肉喰らい さんのコメント...

確かに埋められていたあたり
そんな感じがします・・・

もしかしたら地球から追い出されて
今回はその雪辱戦だったのかもしれませんね