2009年3月23日月曜日

アグア・マラ

ドラマ「Xファイル」第130話「アグア・マラ」に登場。
 
ハリケーンにより何処かの海からやってきた謎の海洋生物。
触手のような姿をしており、人間に寄生する。
海洋生物のため、海水がある場所に潜むが真水に弱い。
とても小さく、水道管などを伝って移動しており神出鬼没。
フロリダ州グッドランドにハリケーン・リロイが接近していた。
嵐の最中、Xファイルの創始者であるアーサー・デールズ老人は
友人のサラ・シプリーから奇妙な電話をもらい、旧知のモルダーに助けを求める。
電話の内容は夫の海洋学者ジャックが「吸盤を持った触手のようなものに
襲われている」というものだった。デールズはジャックを襲ったのは
未知の海洋生物ではないかと考えていた。モルダー、そして半信半疑のスカリーは
シプリー宅へと乗り込む。しかし家の中には誰の姿も見当たらず、
所々にねばねばした液体が付着していた。嵐で帰路を絶たれたモルダーたちは、
何物かに襲われ瀕死の副保安官を発見する。
彼の体内には未知の生物が寄生していた。捜査を進めながら、
二人はとあるコンドミニアムに避難するが、そこにはまだ何人かの住人たちが残っていた。
そんな状況下で謎の生物に襲われながらハリケーンが去るのを待つ一行。
生物の魔の手が妊婦に迫る。しかし冷静なスカリーの判断により
生物の弱点が真水だとわかり、これを撃退するのであった。
 
アグア・マラ」とはスペイン語で「悪い水」という意味で、
さらにいえば「クラゲ」の意味である。つまりこの怪物のことを
指しているわけだがだからどーしたということではない。
今回はモルダーのお父さんの友人アーサー氏が目立ち、
スカリーの冷静な判断力が事件解決に繋がる、
モルダーが怪物に歯が立たないユニークな回である。
嵐によりコンドミニアムで立ち往生し閉ざされた空間で
怪物との対決という密室劇が魅力である。にしてもチャチいなこの怪物。

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