2009年3月15日日曜日

オーティス・B・ドリフトウッド

映画「マーダーライド・ショー」「デビルズ・リジェクト」に登場。
  
殺人狂。1929年12月23日生まれ。彼は両親から虐待され、名無しとして育てられた。
最初の殺人は13歳で、後に彼はそう主張している。
彼の人生の大部分は流れ者として、デラウェア州ウィルミントンから
テキサス州ハーストまで旅し続けた。そしてラグスヴィルの小さな町で、
カッターことキャプテン・スポールディングと出会う。
すぐに彼はカッターと親しくなり、同時にカッターの家族とも仲良くなり
家族の一員となる。彼は家族にマルクス兄弟の映画キャラクターにちなんだ
愛称をつけるようになり(しかし、ヴェラ・エレンを除く)
これが連続殺人鬼一家ファイアフライの誕生である。
その後彼はヴェラを伴い、飽くなき無差別殺人旅行をし国中を巡った。
1975年夏からは「悪魔の申し子」としての殺人を行い
1976年冬にはヴェラが一人で家に帰ってしまい、結局彼も家に戻り、
家族ぐるみの凶行を始める。だが兄を殺され復讐に燃え狂う
ワイデル保安官率いる警察隊によって家を包囲されてしまい
ヴェラと共に車を奪って逃走。たまたま寄ったモーテルにいたミュージシャンたちを殺害、
タッカーの親友チャーリーの売春宿に逃げ込むがチャーリーに裏切られ、
ワイデル保安官に捕らえられる。ワイデル保安官により拷問され、
家ごと燃やされそうになるがタイニーに助けられ難を逃れた。
その後車に乗って逃走しようとするが警官隊に道路を塞がれてしまう。
警官隊との銃撃戦によりカッター、ヴェラと共に
その「悪魔も見下げ果てた」人生に終止符を打たれる。
(名前の由来は映画「マルクス兄弟オペラは踊る」のグルーチョが演じたキャラクター)
 
なんで俺がこんな平凡な家に生まれちまったんだァ?革命の申し子なのに!

お前らは人間のクズだァ!

今度喋るときマーク・トゥウェインばりの気の利いた台詞を言いな!
そいつをお前の墓石に刻んでやっからよ!

ここじゃ俺がウィリー・ウォンカなんだよ!
ここが俺のチョコレート工場だ!いいか!俺の工場なんだ!


神に祈る間をやるよ、そいつで俺の頭に雷を落としてみやがれ!

おお、感じるぞ!全能なる神よ、ああ、あなたの愛を感じます!
いま我が体内に精霊が宿ったぞ……
・・・・俺は悪魔だ。悪魔の為すべきことをやる

もうあれだ、こっちが気の毒になるほどの畜生であるオーティス。
一作目では電波な悪魔崇拝キチガイで自宅に引きこもっていたが
二作目では泥臭い「チャールズ・マンソン」のような姿で
悪行ここに極まれり!」とばかりに凶悪度が増した。
世に悪も正義もないそんな世界、最期まで鬼畜な家族の中で猛烈に輝いていた。

3 件のコメント:

nico さんのコメント...

初めまして。
デビルズリジェクトに関しての記事、読ませて頂いております。
質問なのですが、こちらに書かれている人物設定はどこかで確認できる公式のものなのでしょうか?オーティスが正確にはファイアフライの血筋ではない、という記述が非常に興味深く思われたので…。

腐肉喰らい さんのコメント...

>nicoさん
初めまして。
昔の記事で、かなり荒削りがありますが
読んでいただきありがとうございます

キャラクター設定は公式サイトとゾンビ氏の発言を
私が訳したものです
現在原文自体はなくなってしまったものの
wikipediaやIMDbなどで一部確認できます

nico さんのコメント...

英wikipediaにばっちり書いてますね…
リサーチ不足のまま質問してしまい申し訳ないです。
返信ありがとうございました!