2009年2月5日木曜日

ビッグ・ブレイン

映画「ヒルズ・ハブ・アイズ」に登場。
 
人喰い一族「ジュピター家」の一員。
水頭症を患っており、旧式の車椅子に乗っているものの
ほとんど移動ができず、彼曰く「家の外」に出たことがないらしい。
家族の中で司令塔の役割を担っている。
彼らの祖先は元々は鉱夫であり、文明から離れた
寂れた町に住んでいたが幸せに暮らしていた。
だが政府から核実験のために町からの立ち退き命令が下る。
彼らの多くは町に残り、政府からの横暴な命令を拒否した。
だが、政府は町に人が残っているのを承知の上で核実験を実行した。
それを知った町の人々は鉱山へと避難する。核実験は見事に成功。
彼らの町を丸ごと吹き飛ばし、何もない不毛の土地に変えた。
悲劇はまだ続いた。鉱山に逃れた人々は皆、放射能に汚染されていたのだ。
彼はこれを赤ん坊を取り戻しに来たダグに伝え、怨み言を何度もつぶやく。
その後プルートをダグにけしかける。が、プルートは殺され
更にはシストまでも殺されてしまう。ダグの存在に一族の危機を感じ、
無線でリザードに赤ん坊を殺すよう命令した後、
カーター家の飼い犬ビーストによって噛み殺された。
 
全部お前たちのせいだ…あの爆弾のせいで俺たちは家を失い、
こんな姿になっちまったんだ。ボンッ!ボン!ボン!ボン!ボンッッ!!!!
衝撃的登場直後から不気味すぎるビッグ・ブレイン。
今までひたすら暴力的シーンの連続で、それはホラー映画では当たり前のことだが
彼の悪意のこもった一言とその姿が不快度を増す。

0 件のコメント: