2009年2月5日木曜日

サイモン・ピーター・グルーバー

映画「ダイ・ハード3」に登場。
 
かつて刑事ジョン・マクレーンに倒されたテロリスト、ハンス・グルーバーの兄。
通称「ピーター・クリーク」。元旧東ドイツ陸軍大佐の国際的テロリスト。
ドイツ人だが母国語のように英語を話す。
地下鉄などに爆弾を仕掛けては、マクレーンを苦しめた。
弟のハンスを以前は嫌っていたらしいが、マクレーンに殺されてからは
少なからず復讐心を抱いていた。偏頭痛らしく、鎮痛剤のアスピリンを持っている。
弟のハンスがスーツを着用し、タンクトップのマクレーンと対照的なのに対し
サイモンは最初は弟と同じようにスーツを着ていたが、
マクレーンを意識しているかのように途中からノースリーブへと変えている。
真の目的は地下鉄爆破現場の解体工事にカモフラージュして、
連邦準備銀行の地下深くを掘り進んで金塊を強奪することであった。
何度もマクレーンを出し抜くが、最終的には倒された。
 
最近やたらと劇中の主役よりも敵役ばかり紹介している筆者ですが
主役よりも敵役!」が心情なので全然気にしてないぜ!
サイモンは「ダイ・ハード」シリーズの敵役でこれほど二転三転する奴はいない。
当初は弟の仇討ちかと思いきや、実は金塊強奪が狙いという
なんちゃって犯罪者だ。マクレーンに黒人が多く住む「ハーレム」で
裸で尚且つ「俺は黒人が嫌いだ」という看板を持たせるなど、
今までの悪役とは違い茶目っ気たっぷりな彼だが
シリーズお決まりの「無能な部下」を持ったばかりに見事やられてしまった。

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