2009年2月18日水曜日

エスターク

ゲーム「ドラゴンクエスト」シリーズに登場。
 
アッテムトの地下深くに封印され、自らの神殿で眠る地獄の帝王。
かつての魔族の王で、「進化の秘法」を作り出した張本人でもあり、
それを自らの身体に施して究極の生物と化した。
しかしこのエスタークが自らの体に施した「進化の秘宝」は
エスタークの時代では不完全であり、不老不死、不死身の力を備えているものの、
マスタードラゴンによってアッテムトの地底深くに封印されたといわれている。
魔族が究極の力に辿り着くには闇の心を増幅する「黄金の腕輪」を使用することで
究極の進化を手に入れると天空の民には伝わっている。
その体は過去でも未来でもない所に存在するとされ、
全てを支配する破壊と殺戮の邪神と呼ばれているなど、
同じく破壊と殺戮の神・ダークドレアムと類似する点が多いが、
その素性は謎とされている。両手に巨大な剣を持ち、それを武器に戦う。
「Ⅳ」では「導かれし者たち」たちが到着した時点では完全に覚醒しておらず眠っていた。
が、本来の力を発揮できていなかったにも関わらず、凍える吹雪や斬攻撃、
眠っている体から光を発して全体攻撃をしてくるなど、実力は底知れない。
「導かれし者たち」によって倒され、再び眠りにつく。
その後「Ⅴ」にて黒の世界の地下深くで記憶を失った状態で眠っていた。
覚醒前だったのでその実力を発揮しきれなかった前回とは違い、
覚醒したその圧倒的な強さは帝王の名にふさわしい。
 
ドラゴンクエストでは鳥山明氏により多くの秀逸したデザインの
モンスターが登場する。中でもスライムはよく知られているが
魔王エスタークはその極北である。
獣性を色濃く出した禍々しい姿、これに尽きる。
尚彼の正体については諸説あり、テリー=デュラン=ダークドレアム=エスターク説がある。

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