2008年12月3日水曜日

スウィーニー・トッド

映画「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」に登場。
 
本名ベンジャミン・バーカー。
ロンドンのフリート街で理髪店を営んでいたバーカーは
美しい妻と娘と幸せに暮らそうとした。
だが、妻に横恋慕した悪徳判事ターピンの策略で
無実の罪を着せられて投獄される。その後脱獄に成功したバーカーは
スウィーニー・トッドと名前を変え、フリート街へ戻ってくる。
かつての我が家の下に住んでいる貧乏なパイ屋の主人ミセズ・ラヴェットにより
妻は判事に辱められ狂気に陥り自殺、娘は判事の養女として育てられていると知る。
ラヴェットが保存していたカミソリを手に、バーカーは判事に対する復讐を誓った。
地元で有名だった理髪師に勝負を挑んで勝ち、名を挙げるも
その理髪師はかつてのバーカーの過去を知っており、従者の子トビーを引き連れ
強請りを謀りに来た。バーカーは彼を殺すも、死体の処理に困るも
ラヴェットの提案により、死体をパイの中に混ぜてしまう。
トビーは説き伏せられ、店の手伝いをやることに。
その後店に来る人間を次々と殺害、パイの材料に使った。
パイは大繁盛し、その名声により憎き仇ターピンも店にやってくる。
紆余曲折の果てついに判事を殺したバーカー。
だがトビーに店の秘密を気づかれてしまう。
その時、店のことを嗅ぎまわっていたホームレスの女を殺害する。
だがその女は彼の妻だった。バーカーを愛していたラヴェットは
自分に気が向くように彼に嘘をついていたのだ。
激怒したバーカーはラヴェットを焼き殺し、妻の本当の死に絶望していたところを
ラヴェットを愛していたトビーにより、バーカーが愛用していたカミソリでその息の根を止められた。
 
T・バートン監督の残酷悲劇「スウィーニー・トッド」でトッド役のJ・デップ氏は
今までのイメージをガラリと変えるほどの悪人面。
そしてスパッ!ズパッ!ビチャン!とばかりの華麗なるカミソリ捌き!
私は本編を映画館で観たのですが、横に座っていたデップのファンらしき女性が
糞真面目に復讐鬼やってるデップを見て、「ヒッ!」と驚いていたのは良い思い出です。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

ジョニデはとにかく変な役ばっかり大真面目に演じる希少な俳優さんですが、
(頭のおかしい海賊、手がハサミの人造人間、チョコ工場の主、汚職刑事、死体の花嫁に言い寄られる男、謎の物体に憑依される宇宙飛行士などなど)

この映画でも全力で殺人鬼を演じてるのはいいですね。
ストーリーは普通の映画なので彼の本当にイカれてるのか?と思うほどの狂人っぷりを楽しむべきでしょうか。

腐肉喰らい さんのコメント...

確かに変な役ばかりだ
しかしそこが良い!イケメン俳優なのに
あそこまでドス汚れた殺人鬼を演じられたことが
何より貴重であると私は思ますね。