2008年11月15日土曜日

バンボロ(クロプシー)

映画「バーニング」に登場。
 
アメリカ中西部にあるブラックフット・キャンプ場
キャンプ場の管理人クロプシーは変屈な男で
人々からは嫌われていた。キャンプに来ていた少年たちは、
彼の寝室に無気味な女性の姿が映る悪戯を仕掛けた。
夜、彼らが窓をたたき、音で目ざめたクロプシーは
目の前に映っているものを見て驚き、その拍子にろうそくを倒してしまい
火だるまになり全身火傷を負った。その後病院へ運ばれた彼は
自分の変わり果てた姿に絶望し、狂気に陥った。
それから数年が経ち、病院を退院した彼は町をさまよった。
街娼をアパートに連れこむと、何と彼女を園芸バサミで切り殺した。
そして彼は以前自分がいたキャンプ場にやって来た。
今ではトッドという男が管理していたが、
その男こそがクロプシーを火傷に追いやった
あの少年たちの1人だった。ついに復讐の相手を
見つけたクロプシーだが狂気に陥っている彼は
無関係の少年たちも無差別に襲った。
ほとんどが殺される中、やっとの思いで逃げ出した1人の少年を
執拗に追いかけるクロプシー。少年の危機を救ったのはトッドだった。
クロプシーは再度襲い掛かるが、二人の反撃によって
愛用のハサミで刺された上に顔面に斧を叩き込まれ、
バーナーで生きたまま焼き殺された。
(「バンボロ」という名前は日本の配給会社東宝東和がつけた名前である。)
 
絶叫100発!全米で緊急指名手配 これが恐怖の復讐魔 噂の《バンボロ》だ!
WANTED 全米27州で上映中止!いま空前の《絶叫映画》がやってくる!
あなたはまだ本当の恐怖映画を知らない!
くぅ~、刺激的なキャッチコピーが最高にそそられる(私だけか)映画「バーニング」。
東宝東和の勝手な命名により本名を覚えてもらえないクロプシーさんには悪いが
俺はこの映画のそういうところ全てが好きだ!!!!!
当時日本で公開されたときのパンフレットは我が家の家宝です!
サビーニ氏の特殊メイクが冴え渡り、脚本に難があっても
ゴアシーンとクロプシーの顔面芸で全て乗り切った!
そして、あの逆光の中映るクロプシーの姿は70年代ホラーモノの
最高の名シーンだ(と私は思う)

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