2010年6月24日木曜日

ヘル・ゴースト(カカシ)

映画「ヘル・ゴースト/悪魔のスケアクロウ」に登場。

アメリカ南部の荒れ果てた農地付近に潜む、
カカシのようだが、生きている死体のような謎の存在。
かつてその農地に住んでいた一家が悪魔崇拝を行っており、
何らかの理由で一家全員がカカシとなったか、
カカシを生み出したのかは不明だが
農地にやってくる者を同じカカシにしようと襲い掛かってくる。
軍の基地から数人の傭兵と戦犯が300万ドルを強奪し、
輸送機で逃走、空路メキシコに向かっていた。
リーダー格はコービンという男で、子犬を連れていた娘ケリーを
人質に捕り、パイロットのアルを脅して操縦させていた。
途中で犯罪者の一人バートが裏切り、金の入った鞄を
パラシュートにつけて機外に放り出し、自分も地上に降下した。
彼は鞄を捜すが、不気味なカカシに惨殺されてしまう。
バートを追って後からやってきた犯罪者たちも一人、また一人と、
かかしに血祭りにあげられていく。
一方殺されたはずのバートがゾンビとなって甦り、
隊員たちの前に現われた。アルもゾンビ化し、娘を襲う。
コービンの決死の活躍でかろうじてケリーだけが一命を取り留め、
恐ろしいこの地を脱出することができた。
しかし「強盗団の輸送機は不時着、パイロットの娘は犬に噛まれ死亡」と
ラジオからニュースが流れ…

カカシゾンビ!!?この言葉聞くだけで
観たくなって来るでしょう?映画「ヘル・ゴースト~」。
とにかく不気味なカカシゾンビが襲い掛かってくる!
カカシを増やしていく過程も不気味で、
まるで人形を作るように人をバラして、カカシに仕立てるシーンは
恐ろしい限り。しかしせっかくやられ役が傭兵なんて設定なのに
その設定を活かせず、傭兵たちは派手なことをせずに
ドンドン死ぬため、アクションを求める人には勧めない。
カカシの設定は曖昧だが、この曖昧さが逆に不気味で
どことなく「エル・ゾンビ~」に似ていなくもない。
ちなみに映画「えじき」のストーリーはこれによく似ている。

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