2009年2月12日木曜日

ドッグ・モンスター(スパイダードッグ)

映画「遊星からの物体X」に登場。
 
ノルウェー基地から逃げてきた犬。しかしその正体は
犬に擬態した“それ”である。ノルウェー人射殺後、
しばらく基地内をうろついていた。犬の飼育係クラークが犬小屋に入れると、
他の犬たちはその犬に違和感を感じたか“それ”の存在に気づいたのか、
ひどくおびえた。正体を現すと花弁のように犬の顔が4つに割れ、
中から別の顔が現れた。
割れた頭部からは触手も現れ、これで他の犬を襲う。
犬小屋の異変に気づいたクラークが見つけ、マクレディが警報機を鳴らし
隊員全員がその場に着いたときにはよりおぞましい姿に変化した。
蜘蛛のような足が何本も体から生え、4つに割れた顔から現れた
別の顔は皮を剥かれた犬によく似ている。“それ”は全身から幾つもの
触手をあたりに伸ばし謎の白い液体を吹きつけ、他の犬を取り込もうとしていた。
犬を取り込んで再度犬に擬態しようとしていたところを
隊員たちの一斉射撃に参って太く頑丈そうな爪の腕を生やして
天井を破って逃走を図ろうとしたが、火炎放射器で焼き殺される。
 
なんだかわからないが、すげえのがいる
(“それ”を見たクラークの一言。なんだかわからんがとにかくすごいのである)
愛犬家を気絶させそうな姿である“それ”。昔俺は少しだけ犬が嫌いだった。
爺ちゃんの家で飼っていた犬には抵抗はないんだが
知らない犬が相手だと妙に危機感を感じていた。その犬嫌いを悪化させたのがこれ。
今は平気だが「遊星から〜」のおかげでしばらく真っ当に犬を見れなかった。

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