2024年10月7日月曜日

ピラニア(リメイク)


映画「ピラニア3D」に登場。

学名「パイゴセントラス・ナッテリー」。
アメリカのアリゾナ州ビクトリア湖の地底湖に生息する
超攻撃的な古代のピラニア。
先史時代におけるピラニアの祖先にあたり、
200万年以上前に絶滅したと考えられていたが、
共食いによって生き延びたと推測される。
その凶暴性は共食いによって、より先鋭化され、
数秒で獲物を喰らい尽くすことができる。
突発的な地震によって湖に亀裂が入り、地底湖から解き放たれた。
地元の漁師を皮切りに、地震を調査しに来た地質学者、休みに浮かれた大学生など、
春休みを利用して湖にバケーションしにきた観光客が次々と犠牲になる。
湖を閉鎖することも検討されたが、観光で収入を得る町にとって死活問題であり、
既に観光客で溢れている時点で、後の祭りだった。
最終的に難破した船に積まれたプロパンタンクを爆発させることで、群れのほとんどは爆死した…

ジョーズ」の正統な姉妹篇ともいえる映画「ピラニア」を
リメイクした映画「ピラニア3D」。
オリジナル「ピラニア」が公開されてから、30年の月日を超えて
しかも3D映画として復活させた結果、興行収入は公開3日で1000万ドルを超えた。
それはさておき、本作のピラニアはロブ・ボッティンのデザインした
オリジナルを現代的にブラッシュアップさせた非常に凶悪な姿で、
オリジナル同様、本編内で全容をバッチリ映している。
しかも鰓がまるでエリマキトカゲのようにおっぴろげて、威嚇するという
目に映るもの全てに襲い掛かる凶暴性が、より分かりやすく表現されている。
ちなみに学名である「パイゴセントラス・ナッテリー」は本来、
よく知られているピラニアの品種の名前であり、古代種は映画の独自設定である。

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