2009年2月14日土曜日

フランク・ジトー

映画「マニアック」に登場。
 
今は亡き母への偏執狂的な想いがトラウマとなり殺人を犯す男。
自称、画家。母の幻影がつきまとい、自分の犯行を「いけないこと」と感じながらも
他者への愛情が独占欲へと変わり、それが殺人へと駆り立てる。
殺した女性の頭皮を剥がしては自宅へと持ち帰り、マネキンに釘で打ちつけ飾る。
自身の行為を戒めながらもそれをやめることができない。
写真家アンナと知りあい、彼女にそれまで以上の恋愛感情を抱きながらも
彼女を手に掛けようとするが、逃げられてしまう。
「あなたは悪い子、お仕置きします」という母の声が聞こえ
墓穴から母親の手が伸び彼の首をしめる。
傷ついて部屋にもどると、彼に殺された血だらけの女性たちが、彼に襲いかかる。
腹を裂かれ、首をねじきられるフランク。警察が彼の部屋へと訪れると、
そこには出血多量で絶命したフランクの死体があった。
全ては自らの犯した罪への意識から自殺したフランクが見た、断末魔の幻だったのか?
彼の死体だけが部屋に取り残されたとき、死んだはずの彼の目が動く…
 
サビーニ節爆発!首もぎ腹裂きライフルで頭部爆発銃剣でブスリ
フランクさんの殺人バリエーションはイリュージョンだ!
デブで脂ぎって汗かきなフランクさんは不快度数が高い。
だがしかし、その駄目男ぶりよりも殺人バリーエションが豊富なところが
そここそが素晴らしいのである。

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