2024年5月22日水曜日

マンイーター


ゲーム「Demon's Souls」に登場。

塔のラトリア上部にて待ち受けるデーモン。
緑色に輝く目を持つ老人の顔を頭に、身体は毛深い獣、
委縮した巨大な蝙蝠の翼と異常に発達した指、蛇の頭の尾を持つ。
翼と尾の付け根には溶接したような跡があり、本来は別々のモノだと推測できる。
人間を改造して生み出したデーモンであり、黄衣の翁は狂気の実験によって
独自にデーモンを生み出そうとした。これはその産物である。
尾の蛇が本体であり、人間の部分は尾から流れ込む魔力に
未だ馴染めず悲鳴を上げているという。
攻撃手段は拳による叩きつけと翼を利用して繰り出すタックル、
口から発射する魔法属性の衝撃波、飛行中に発射してくるソウルの矢。
また、尾の蛇が自身の頭部に噛みついて攻撃力を一定時間上昇させる能力を持つが
尾を切断すれば無力化できる。このデーモン2体を倒すと得られる
「混成のデモンズソウル」からは「終わり無き苦悩の針」という
大きく湾曲した、逆棘を持つ巨大な針が得られる。
これは対象を刺し、肌肉に引っかけ、僅かずつソウルを削りとる。
マンイーターにおける宿主と蛇の関係を象徴しているのだろうか。

囚人たちの寄る辺だった偶像が祀られた教会から上った先には
当然のごとく儚い望みを裏切るものが待ち受ける。
デモンズソウル」の塔のラトリア第二ステージは
人によく似た顔の悍ましい敵キャラが跋扈し、
恐ろしい看守やガーゴイルを避けながら進んだ先に待つのがこのデーモン。
拳、突進、魔法攻撃を避け続けながら戦うが
このボス戦の本当に恐ろしいのは地形。篝火囲んでの落下死不可避の柵なしデスマッチ。
慎重さが求められる戦いだが、デーモン自体は体力や防御力が高いわけではなく、
焦らずに、時に飛行する相手を見定めながら戦おう。
ただし一定時間、もしくは体力が半分以下になると二体目のデーモンが現れ、
更なる地獄と化す。

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