小さな田舎町ホープフォールズの私立探偵。
何者かに殺害され、死体を狂った科学者の手により改造され蘇った。
緑の液体に包まれた脳と目玉の入ったビーカーを頭代わりに、頭部を交換することで使用できる特殊能力を駆使し、
自身の死の謎を解き明かし、犯人への復讐を誓う。死人になってから毒舌に磨きがかかった。
ある日目を覚ますと、私立探偵フレッドは一切の記憶と、自分の頭をなくしていた。
目覚めた場所は大きな城の中の研究所であり、そこはマッドサイエンティストのドクタースタイナーものだった。
スタイナーはフレッドを実験材料に特殊な体に改造したのだという。
実験は成功し、フレッドは頭を交換して特殊能力を使う不気味な体へと変貌したのだ。
何故本当の頭の代わりに脳と目玉の入った大きなビーカーを使ったのかスタイナーに問い詰めると、
スタイナーの元雇い主である実業家ユリシーズ・ピットをフレッドが調査していたこと、
実験する前からフレッドが死んでおり、残された体のパーツで実験を行ったこと、
フレッドの死と奪われた頭に、ピットが関係している事しか知らないと言う。
何故自分が死んだのか、自分がピットの何を調べていたのか、全て謎の解明と、
自分自身の仇を取るため復讐の鬼となる決意を固めるフレッド。
そこへピットが現れ、スタイナーは拉致されてしまう。
フレッドは自分の頭を取り戻すべく、ピットを追う。
ホープフォールズの町はピットが来て以来、酷い有り様となっていた。
ガイコツ頭のマフィアやゾンビが幅を利かせ、新たに建てられた原子力発電所の放射能が町を汚染し
住人の突然死やミュータントの発生が顕著になっていた。
本来、ホープフォールズの実権はマフィアのドン、ヴィニ・ロッシーニが表と裏の権力を纏めていた。
しかしヴィニは最近、行方不明になったのだ。探偵の生存を知ったピットによる奇妙な化け物や刺客たちとの戦いを越え、
生前自らが追っていた真実をフレッドは知ることになる。
実業家としてのピットは裏の顔も持っており、自らの権力を確実なものにするため、
邪魔なヴィニ・ロッシーニを殺害。その後釜になったピットは町を力で支配したのだ。
そしてフレッドはヴィニの娘ジャンヌからの依頼でピットの調査を行い、ヴィニ殺害の決定的な証拠を入手しようとして
ピットの片腕レフティに殺されたのだ。全てを知ったフレッドは自身の殺害の実行犯であるレフティと戦う。
最終的にピットの事務所で放射能で異形と化したレフティに勝利し、ピットは負けたレフティを罵った結果、生きたまま食われた。
復讐を果たしたフレッドは、良い仲になっていたジャンヌと結ばれる。
一方取り戻したかった自身の本当の頭は事件のドサクサに紛れ見失い、人知れずマンホールから下水へと落ちていくのだった。
俺の頭を返せ!というどこぞのスリーピーでホロウな騎士みたいなことが目的の
アクションゲーム「デッドヘッドフレッド」。
主人公であるフレッドは、物語開始直後、“頭”を失ってしまう。
比喩表現ではなく、物理的に、完全にないのだ!
ビーカーに浮かぶ脳みそと目玉だけの自分の頭。
失ったもの(自称ハンサムな俺様の顔)は大きいけれど、代わりに、自分の頭をいろいろな頭に交換し、
多彩な能力を発揮できる特殊な体を得た!悲惨な境遇を打ち払うようにブラックジョークと
毒舌交え、自分の頭を求めて、敵の頭を引っこ抜く血みどろアクションを展開する。
明らかに人外の力を発揮することに一切の戸惑いはなく、どう考えても「もう元には戻れないよなぁ」と考える猶予も一切無い。
そんなポジティヴなのか一度死んで破れかぶれなのかわからない主人公フレッドは
透明になれ、電撃を放つ力を持つデフォルト“ビーカーヘッド”、超重量級の怪力無双“ストーンヘッド”、
見たまんまだけど汎用性高し“ゾンビヘッド”、骨強しスピーディーな攻撃が得意“ボーンヘッド”、
限りなく人間に近い外見で探偵の交渉力の見せ所“マネキンヘッド”、何故か小さくなれる多分干し首“シュリンクヘッド”、
ポリネシアパワーで活躍!別に魅惑ではない異空間へ出入り可能“チキヘッド”、
唐突な和名と燃えても平気でカラスはトモダチ“カカシヘッド”、放射能汚染も何のその。サイキック族“ミュータントヘッド”。
全9種類のヘッドを駆使して、自分の頭を奪った悪党のピットを追い詰めるのだ!
ちなみに本作のジャンルというか世界観はダシール・ハメットの小説にポール・バーホーベンをぶち込んだ
退廃的SFハードボイルド探偵グロテスクアクションというごった煮具合である。
(むしろポール・バーホーベン成分しかないような気がする)
スタイナーはフレッドを実験材料に特殊な体に改造したのだという。
実験は成功し、フレッドは頭を交換して特殊能力を使う不気味な体へと変貌したのだ。
何故本当の頭の代わりに脳と目玉の入った大きなビーカーを使ったのかスタイナーに問い詰めると、
スタイナーの元雇い主である実業家ユリシーズ・ピットをフレッドが調査していたこと、
実験する前からフレッドが死んでおり、残された体のパーツで実験を行ったこと、
フレッドの死と奪われた頭に、ピットが関係している事しか知らないと言う。
何故自分が死んだのか、自分がピットの何を調べていたのか、全て謎の解明と、
自分自身の仇を取るため復讐の鬼となる決意を固めるフレッド。
そこへピットが現れ、スタイナーは拉致されてしまう。
フレッドは自分の頭を取り戻すべく、ピットを追う。
ホープフォールズの町はピットが来て以来、酷い有り様となっていた。
ガイコツ頭のマフィアやゾンビが幅を利かせ、新たに建てられた原子力発電所の放射能が町を汚染し
住人の突然死やミュータントの発生が顕著になっていた。
本来、ホープフォールズの実権はマフィアのドン、ヴィニ・ロッシーニが表と裏の権力を纏めていた。
しかしヴィニは最近、行方不明になったのだ。探偵の生存を知ったピットによる奇妙な化け物や刺客たちとの戦いを越え、
生前自らが追っていた真実をフレッドは知ることになる。
実業家としてのピットは裏の顔も持っており、自らの権力を確実なものにするため、
邪魔なヴィニ・ロッシーニを殺害。その後釜になったピットは町を力で支配したのだ。
そしてフレッドはヴィニの娘ジャンヌからの依頼でピットの調査を行い、ヴィニ殺害の決定的な証拠を入手しようとして
ピットの片腕レフティに殺されたのだ。全てを知ったフレッドは自身の殺害の実行犯であるレフティと戦う。
最終的にピットの事務所で放射能で異形と化したレフティに勝利し、ピットは負けたレフティを罵った結果、生きたまま食われた。
復讐を果たしたフレッドは、良い仲になっていたジャンヌと結ばれる。
一方取り戻したかった自身の本当の頭は事件のドサクサに紛れ見失い、人知れずマンホールから下水へと落ちていくのだった。
俺の頭を返せ!というどこぞのスリーピーでホロウな騎士みたいなことが目的の
アクションゲーム「デッドヘッドフレッド」。
主人公であるフレッドは、物語開始直後、“頭”を失ってしまう。
比喩表現ではなく、物理的に、完全にないのだ!
ビーカーに浮かぶ脳みそと目玉だけの自分の頭。
失ったもの(自称ハンサムな俺様の顔)は大きいけれど、代わりに、自分の頭をいろいろな頭に交換し、
多彩な能力を発揮できる特殊な体を得た!悲惨な境遇を打ち払うようにブラックジョークと
毒舌交え、自分の頭を求めて、敵の頭を引っこ抜く血みどろアクションを展開する。
明らかに人外の力を発揮することに一切の戸惑いはなく、どう考えても「もう元には戻れないよなぁ」と考える猶予も一切無い。
そんなポジティヴなのか一度死んで破れかぶれなのかわからない主人公フレッドは
透明になれ、電撃を放つ力を持つデフォルト“ビーカーヘッド”、超重量級の怪力無双“ストーンヘッド”、
見たまんまだけど汎用性高し“ゾンビヘッド”、骨強しスピーディーな攻撃が得意“ボーンヘッド”、
限りなく人間に近い外見で探偵の交渉力の見せ所“マネキンヘッド”、何故か小さくなれる多分干し首“シュリンクヘッド”、
ポリネシアパワーで活躍!別に魅惑ではない異空間へ出入り可能“チキヘッド”、
唐突な和名と燃えても平気でカラスはトモダチ“カカシヘッド”、放射能汚染も何のその。サイキック族“ミュータントヘッド”。
全9種類のヘッドを駆使して、自分の頭を奪った悪党のピットを追い詰めるのだ!
ちなみに本作のジャンルというか世界観はダシール・ハメットの小説にポール・バーホーベンをぶち込んだ
退廃的SFハードボイルド探偵グロテスクアクションというごった煮具合である。
(むしろポール・バーホーベン成分しかないような気がする)
2 件のコメント:
今は亡きザ掲示板にいた音凪鷹です。本当にお久しぶりです。
もう8~9年前でしょうか、中学生の頃、腐肉喰らい氏がスプラッター映画などの登場人物紹介をストイックにされているのを見たのは…
ザ掲示板を見つけて10年ほど経って、僕も社会人になって、気まぐれに円の人を覗いてみたら昔と変わりなく、こういう粋な事をされているのを見ると懐かしくて涙が出そうでした。
更新は不定期ですが、昔と同じ気持ちでまたブログ拝見しようと思います。
長文失礼いたしました
円の人 再開しました!
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