2010年9月17日金曜日

ボア(Boar)

ゲーム「S.T.A.L.K.E.R.」シリーズに登場。

放射能に汚染された地帯「ZONE」に出没する動物。
元々ZONE住んでいたイノシシが突然変異により大型化、
肩までが1.5メートルに達するようになった。
ZONEのイノシシの凶暴性や生存能力は、
通常のイノシシに比して遥かに上回るものであり
放射能と異常現象によって、能力だけでなく外見にも特徴が現れ、
ある部分では毛が全く抜け落ちていたり、
ある部分では長い剛毛であったりする。
蹄や牙はより頑丈に、鋭くなり、瞳は色を失い、
無毛の頭は色素異常と深いしわによって傷ついている。
ZONEのイノシシは放射能にかなり抵抗力があり、
より長く、汚染の激しい地域にとどまることが可能である。
犠牲者に向かって突進し、引き倒して肉片へと引き裂こうとし
突出した牙と目から獰猛さがうかがえるが、
体が大きく動きが鈍重なため、危険性は低い。
同じ祖先を持つフレッシュとは友好的。

ゲーム「S.T.A.L.K.E.R.」のイノシシ。まさにイノシシ。
これほどまでにイノシシ然としたイノシシが放射能により
獰猛化、人を見境なく襲う。しかしこれが日常的なZONE。
見た目もそれほどグロテスクではなく、
一番危険性の少ない動物なのだから驚きである。
むしろこれと同じように突然変異した豚のほうが
恐ろしいというのだから、なお恐ろしい。

0 件のコメント: