2009年2月23日月曜日

ケビン

映画「シン・シティ」に登場。
 
農場に住む無口な殺人鬼。食人趣味を持つ。
見た目とは裏腹に、マーヴに気配を悟られず簡単に倒すほどの力があり、
天性の殺人鬼ともいえる。指の爪が鋭く、猫のような敏捷さがある。
「シン・シティ」で次々と娼婦が行方不明になっていたのは
彼によって殺害され喰われてしまったからだった。
ロアーク枢機卿にそのことを懺悔し、枢機卿は彼が神の声が聞こえる神の子だと信じ、
自分も食人の所業に加わり彼を農場に匿っていた。
最期はゴールディの仇を討ちにきたマーヴによって足を切断された挙句、
切断箇所を犬に食われ、マーヴによって首を刎ねられた。
しかし犬に足を食われても、首を刎ねられても、その顔はにっこりと笑いを浮かべていた。
その後ケビンの生首はマーヴによってロアーク枢機卿に直接届けられた。
 
「シン・シティ」一のイカれ野郎、それがケビンだ。
人肉聖書をこよなく愛し、殺されても笑いを浮かべる。
その様はまさに異常者。殺した娼婦の首を剥製にして飾り、
残り物は飼い犬の狂犬にやっているあたり凄まじすぎる。
そんな猟奇殺人鬼ケビン役を演じたイライジャ・ウッドは
あの某指輪物語のフロドを演じた人だがいやー、指輪のときと
全然違う雰囲気を醸し出す素晴らしい名優である。

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