2009年2月16日月曜日

ブラック・ブロブ(黒い何か、または油膜、奇怪な物体)

映画「クリープショー2 怨霊」第二話「筏(いかだ)」に登場。
 
四人の学生が、人里離れた湖へ泳ぎにやってきた。
四人はさっそく泳ぎ始めるが、そこへ謎のタール状の黒い物体が現れる。
油膜や廃液のようだが厚みがあり、ゴミの集積物にも見える“何か”。
一人が危険を感じ、湖の真ん中に浮かぶ小さな筏に皆を乗せる。
“何か”は筏の周りをグルグルと周る。
女子学生が興味本位で“何か”に触れると、突如として“何か”は
彼女の体に巻きつき、彼女を湖へと引きずり込む。
“何か”は液状の生命体であり、明確な知能と攻撃の意思を持っていた。
そして“何か”は間違いなく食べるために襲い掛かっているのだ。
三人は筏に身を寄せ合い、それの攻撃から逃れようとする。
しかし男子学生の一人が筏の小さな切れ目に気づかず、
その小さな割れ目から“何か”は襲い掛かる。
男子学生を助けようとするが、瞬く間に足は割れ目に引きずり込まれ
彼の体が嫌な音を立てながら、全て“何か”に喰われてしまった。
疲労困憊の状態の中、“何か”は食べるごとに大きくなっていた。
そして疲労困憊したところを突いて、もう一人の女子学生が喰われてしまう。
最後に残った男子学生は、彼女が喰われている間に岸へとたどり着く。
安心したのも束の間、“何か”は岸にいる学生に向かって
黒い波のように飛び掛るのだった…
 
いやー、スンバらしい!個人的に一二を争うキング原作の作品なんだが
オチは変えてあるものの、黒い物体の映像表現が
まっこと原作に準拠していることに筆者感動を禁じえない!

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