2009年6月14日日曜日

スタンリー・ザ・マスク

映画「マスク」に登場。

本名スタンリー・イプキス。
頼まれごとを断ることができない性格。
彼が偶然海で拾った緑色のマスクを被ると
驚異的なパワーに溢れた怪人へと変身した。
その“マスク”の正体は、四~五世紀の北欧の物で
北欧神話の神「ロキ」を表しており、
「ロキ」はイタズラの神であり、古代バイキングたちは
「呪われた悪の化身」と恐れていた。
大昔にバイキングたちの手により地底の奥底に葬られたもので
自分の中で押さえ込んでいる欲望や
抑圧された本性が解き放つ物体だった。
冴えない銀行員のスタンリーは、気は優しいが
小心者で女の子にモテない。
楽しみといえば、「バックス・バニー」など
往年のカートゥーンをビデオで観ること。
ある日、彼は銀行で、ナイトクラブ“ボンゴ・ボンゴ"の
セクシーな歌姫ティナと出会い、ひと目で恋に落ちる。
彼女は銀行強盗を企むヤクザな恋人ドリアンに強いられて、
銀行の内部をカメラに収めに来ていた。
その日、勤務を終えたスタンリーは川で古ぼけた仮面を見つけて拾う。
スタンリーが家に帰り何気なく仮面を付けると、
それはゴムのように顔に吸いつき、竜巻が起こった。
超スピードで回転した彼は、緑色の頭に黄色のハデなスーツを着た
怪人に変身していた。変わったのは外見だけではなく、
ゴキゲンな叫びを上げた彼は、すごい勢いで街に飛び出す。
思ったことは何でもなし遂げられる不思議な能力を身につけた
彼に怖いものはなく、口うるさい大家のミス・ピーンマンや
街の不良どもをギャフンと言わせ、詐欺まがいの手口で
だました修理工場をメチャクチャにした。
翌朝、スタンリーは夢だと思った昨夜の出来事が本当だと知り、怖くなる。
その夜、ティナの夢を見た彼は彼女への思いが断ち切れず、
一度は捨てた仮面を再び手にしてマスクに変身。
ドリアン一味が強盗を決行しようとしていた銀行に向かい、
連中を尻目に大金を奪うと、ココ・ボンゴでティナを相手に
アステアばりの華麗なダンスを披露、彼女の心を虜にする。
翌日、銀行のモニターに映ったマスクのスーツの柄が
スタンリーのパジャマと同じものであることが発覚し、
彼は強盗の容疑者に。一方、銀行で彼と出会ったティナは、
彼の優しさに心を動かされる。そんな彼女に彼は、
もう一度マスクに合わせてあげると約束する。
彼は意を決して素顔で訪れたものの、
「僕がマスクだ」とは言えずに立ち去る。
代わりにマスクに変身し、情熱的に彼女に恋を囁く彼に、警察が迫る。
仮面の魔力でミュージカル状態になりながら
逃げるマスクの前に、今度はドリアン一味が立ちはだかる。
仮面はドリアンの手に渡り、絶体絶命の危機。
スタンリーは何とかマスクを奪い返して
怪人に変身するとティナを救って大暴れ、一味を退治した。

ジム・キャリー演じるマスクの怪人。
声優の山寺宏一の名演が光る!
最近知ったんだが、アメコミ原作だった。

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